前回の続きです。2019/5/24に日本からアメリカのニューヨーク市に移住して約3ヶ月が経ちました。
やったこと
- アパート契約
- 電気、ガス、インターネット契約
- Renters Insurance(賃貸保険)加入
- トイレ詰まり修理
- アメリカ版オレオレ詐欺に引っかかりそうになるが間一髪で回避
- 家具家電探し
- Google Fi契約
- 小児科探し
- 妻のSSN取得
- 長女のプリスクール探し
アパート契約
アパートは6/11に契約して6/15に無事入居することができました。契約にこぎつけるまではかなり大変でしたが契約自体はとてもスムーズで、不動産会社が仲介時に利用する一般的な賃貸契約のテンプレートに一つずつサインをし、初月の家賃+デポジットと仲介手数料のCertified Check(小切手)をそれぞれ銀行で発行してもらい支払い、入居当日に現地で鍵の受け渡しをして終了という流れでした。入居した際にクローゼットの一部が完全に閉まらず後日業者に来て直してもらったり、水回りの工事が一部終わってなかったとかでまた来てもらったりといったことがありましたが、管理会社の対応が毎回ちゃんとしていたのでその点はラッキーでした。
電気、ガス、インターネット契約
電気、ガス、インターネットは全てアパートが指定した会社に自分で電話またはオンラインで契約する形でした。電気とインターネットはオンラインで完結したので簡単でしたが、ガス(National Grid)だけは開栓工事の日程調整が電話ででしかできず、しかもアカウントの新規発行時に必要な書類の要件や提出方法が不明瞭でかなり苦戦しました。結局自分でNational Gridのオフィスまで出向いて、なんとかアカウント発行、工事日の調整、開栓まで終えることができました。
Renters Insurance(賃貸保険)加入
アメリカの他の地域はわかりませんが、少なくともニューヨーク市ではRenters Insurance(賃貸保険)に別途自分で加入するのが一般的らしく、Lemonadeというサービスの評判が良さそうだったのでそちらで加入しました。こちらもオンラインで完結。
トイレ詰まり修理
アメリカのトイレは詰まりやすいということをすっかり忘れており、日本のトイレの感覚で一度にたくさんのトイレットペーパーを流してしまったがためにある日トイレが詰まってしまいました。その後2〜3日はラバーカップなどで詰まりを直したりして一時的にしのいでいたのですが、突然アパートの管理会社から連絡があり、どうやらこのトイレ詰まりが原因で地下に水が漏れてしまっているとのことでした。幸いにも自分の部屋の階下は共用のランドリールームだったので他の入居者に直接的に迷惑をかけずに済んだのですが、すぐに業者に電話して$60ほどでトイレ詰まりを解消してもらいました。後日管理会社に配管の修理と、業者を呼んだ際にかかった費用の補填をしてもらいました。
アメリカ版オレオレ詐欺に引っかかりそうになるが間一髪で回避
トラブルといえば、アメリカではとにかく不審な電話番号からしょっちゅう電話がかかってきます。これらは大抵無視するのが良いというのは後になってから知るのですが、この頃はまだ生活を立ち上げ始めたばかりということもあって毎回電話に出ていました。
その中のひとつが、何者かがあなたのSSNを利用して大量のクレジットカードを申し込み不正利用しまくっているという内容のものでした。電話元は発信者番号を次々と変え、Social Security Officeや警察など沢山の偽の人物を登場させてきます。面倒なことに巻き込まれてしまったなあと思いながら電話で指示を聞いていたのですが、銀行から現金を下ろして指定の住所に送付しろという段階で詐欺の可能性に気づくことができ、ギリギリ回避することができました…
こういうのは事前に知識として知っておくに越したことはないのですが、日々新しい手口を使って騙そうとしてくる人が(国や地域を問わず)現れるようなので、とにかく怪しいと思ったらまずググる、というのを心がけたいと思います。
家具家電探し
- ソファー、コーヒーテーブル: Featherという家具のサブスクリプションのサービスで借りています。
- テレビ、テレビ台: MixBという日本語の掲示板サイト経由で買いました。
- マットレス、ベッドフレーム: Craigslistで買って届けてもらいました。
- ダイニングテーブル、ベンチ: AptDecoという家具に特化した個人間取引の仲介サービス経由で買いました。
- ダイニングチェア、クッション: West Elmというちょっとお洒落な家具ブランドのサイトで買いました。
- その他日用品: IKEA、Home Depot、Bed Bath & Beyond 、The Container Store 、Targetなどでだいたい全部揃いました。やはりIKEAが一番安くて品質もそこそこ良い。
Google Fi契約
しばらくJFK空港で買ったSIMを使っていたのですが、たまたまSIMフリーのGoogle Pixel 2を使っていたこともありGoogle Fiというモバイルインターネットのサービスに切り替えてみました。Google PixelだとSIMカード無しでそのまますぐに使い始めることができるので便利です。
小児科探し
会社の健康保険でカバーされている病院の中から一番近いところにまずは出向いて、そこで案内された別の小児科専門の病院へ電話でアポイントメントを取りました。電話でアポを取るのは毎回大変なのですが、なんとか無事長女と次女に健康診断と予防接種を受けされることができ、またかかりつけ医を見つけられたことでその後の診察、追加の予防接種などもスムーズに行えそうです。後述のプリスクール入学時にかかりつけ医が発行する書類の提出を求められるので、できるだけ早めにクリアしておくのが良さそうです。
妻のSSN取得
妻のSSN取得には婚姻関係を証明する書類の提出が必要と事前に情報を得ていたので、戸籍謄本の原本+Visa申請時に用意してもらった戸籍謄本の英訳書類の二つを持ってSocial Security Officeに行きました。2~4週間後に届くと言われていたのに現状まだ届いていません…
長女のプリスクール探し
長女は今年4歳でニューヨーク市のサポートによる無料のPre-Kindergartenの枠に入れるかも、と淡い期待を抱いていたのですが現実はそんなに甘くありませんでした。どうやらニューヨーク市、少なくともマンハッタンやブルックリンのマンハッタンに近い地域ではKindergarten、Pre-Kindergartenともに超満員で、仮にウェイトリストに登録できたとしてもおそらく入れる見込みは限りなくゼロに近いのではと思われます。
アメリカでは通常9月から新学年がスタートするのですが、Pre-KindergartenやKindergartenへの応募プロセスは前年の1月ごろからスタートし、春頃には全て終了してしまうようです。我々のように7月に引っ越してきたパターンではこの応募プロセスに入れないどころか、6月下旬から9月にかけてはどこも夏休み期間でウェイトリストに登録することすらままならない状態でした。
そんな中、まずは有料のプリスクールに家から近いところから順番にアタックしていった結果、なんとか9月から毎週火曜と木曜の週2回プリスクールに通わせることができそうなので、家計へのインパクトは大ですがひとまず安心しています。
まとめ
最初は大変でしたが3ヶ月くらいするとだいぶ生活も落ち着いて慣れてきました。